大人におすすめのタイムスリップ・異世界トリップ少女漫画10選
おすすめのタイムスリップまたは異世界トリップものの少女漫画を紹介します。
全体的にネタバレなので注意してください!
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王家の紋章
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少女漫画でタイプスリップといえば真っ先にこの作品!名作なのでご存知の方も多いと思います。まだ読んでいないあなた!お時間がある時に、ぜひ挑戦してみてください。
アメリカの大富豪の娘であるキャロル・リードが古代エジプトにタイムスリップして、古代エジプト王・メンフィスと恋に落ちるラブロマンス大河です。現代知識のあるキャロルは他の国の王様や王子様からもモテモテ。彼らによく誘拐されます。それでメンフィスに助けてもらって、また別の人に誘拐されて…(以下繰り返し)こんなに誘拐されるのはキャロルかピーチ姫ぐらいですよ。女子がいかにお姫様願望を秘めているかを作者は分かっているんですね。
連載開始は1976年。連載40周年!?さすがに連載開始は生まれる前なのですが、小学生の頃からイズミル王子を応援している私としては、彼が幸せになるまで新刊購入を止められません(涙)
プラネット・ラダー
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幼い頃の記憶が無いヒロイン・かぐやが異世界に連れ去られ、彼女が「あなないの娘」と呼ばれる存在であると知らされます。実は多元時空に9つある地球が時空のズレによってもうすぐ全てが衝突して滅びること、その時「あなないの娘」が1つの地球を選んで救うという言い伝えを教わります。かぐやが選ぶ地球はーー?
異世界トリップといえば、ちゃきちゃき系ヒロインがアクティブに世界に巻き込まれる作品が多いですが、本作のかぐやはおっとり芯が強い系ヒロインです。そのため、悲壮感漂うことなく淡々と話が進んでいきます。なるしまワールドがお好きな方はハマります。
自分が救われる世界を選ばなくてはいけない、その他の世界は滅びてしまうという重圧と戦いながらかぐやが成長していくお話です。いや~、自分だったら勘弁願いたいです。
彼方から
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女子高生ヒロイン・立木典子が言葉も通じない異世界に飛ばされ、青年・イザークと出会います。共に旅するうちにお互いに惹かれあう2人ですが、実は2人は結ばれてはいけない関係だったのです!ああ、でも運命のイタズラなのか出会ってしまった2人!っていう異世界ファンタジーラブストーリーです。
最初はまったく異世界語が理解できない典子が、ちょっとずつ話せるようになるなど異世界描写がそれっぽいです。生まれてからずっと孤独だったイザークに初めて安らぎを与えた典子、っていう設定がまたベタで良いです。少女漫画はそうこなくっちゃ!
もちろんハッピーエンドなのでご心配なく!
アシガール
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足が速いだけがとりえの女子高生ヒロイン・速川唯が弟の作ったタイムマシンでうっかり戦国時代にトリップしちゃって、若君(羽木九八郎 忠清)に一目惚れしたため、戦国時代で生きる決心します。史実では戦死してしまう若君の命を助けるべく唯が孤軍奮闘するお話です。6巻の若君からの抱擁には、萌えすぎて鼻血が出るかと思いました。連載中なので気になる伏線いっぱいです。
注目すべきは、少女漫画のヒロインとは思えない唯の女子力の低さです。ヒロインなのに変顔が多くて面白いです。それに対して若君が格好良すぎて、唯と一緒になって「キュウ~ン」ってしてしまいます。
若君の命は助かるのか。若君の夢見る未来は実現できるのか。今新刊が楽しみな作品の一つです。
リョウ
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女子高生ヒロイン・遠山りょうは、謎の男・弁慶に出会い、自分の正体が歴史上の人物・源義経であると知ります。弁慶と共に平安時代に戻るりょうを待ち受ける運命とは――!?
ネタバレなしで最終回まで読んでいただきたい作品です。最初は、よくある戦国武将は実は女でした、なんちゃって歴史ファンタジーかと思って読み始めるんですが…
連載当時、小学生だった私はラストの展開に呆然としましたよ。切なすぎる…これは…なんでハッピーエンドにしなかったの!?と作者にお手紙を送ろうかと思ったぐらいです。大人になって読めば、まあ、りょうにとってはこれで良かったのだろうか…と思えるような、思えないような。
何度も読み返したくなる作品です。
銀のヴァルキュリアス
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普通の女子高生ヒロイン・神那木琉花が異世界に飛ばされ、実は異世界の女王の生まれ変わりでしたというところから、戦いに巻き込まれていくお話です。うんうん、ありがち、ありがち。しかし、この異世界の設定が面白いです。彼女が飛ばされた世界は、女性が男性を支配するアマゾネス世界なのです。
内気で泣き虫の琉花が、アマゾネス世界で強く成長していく物語です。絵が古臭く感じる方もいるかもしれませんが、この古臭い(失礼)絵と使い古された設定が相まって王道ファンタジーって雰囲気が出てるんですよ。これぞまさに秋田書店って感じ。
ラストも一発逆転ホームランなく、安心して読めます。 王道好きなら異世界トリップの中でも外せない作品です。もっと売れても良かったと思うですがね。
ふしぎ遊戯
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な、懐かしい~!アニメにもなった作品なので今更あらすじとか紹介する必要ないと思いますが、異世界トリップ漫画といえば挙げない訳にはいかない作品ですよね。
女子高生ヒロイン・夕城美朱と親友・本郷唯が、本の中の世界に飛ばされてすったもんだなお話です。
まあ、ヒロインのモテ具合がものすごいです。乙女の願望が炸裂って感じで、大人になって読むとちょっと恥ずかしいぐらいです。こんなにチヤホヤされて美朱が羨ましい限りです。おちゃめで憎めないヒロインも魅力的ですが、それよりなにより登場人物がイイ男揃いです。私は柳宿が大好きでした!泣きぼくろに憧れました。
ゴールデン・デイズ
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男子高校生の主人公・相馬光也は、曽祖父の「もしも時が戻るなら…あいつをきっと助けに戻るのに」という声とともに、大正時代へタイムスリップしてしまいます。曽祖父とそっくりな光也はタイムスリップ先で曾祖父と間違われます。なぜか光也と入れ替わりで消えた本物の当時16歳の曽祖父、曽祖父の後悔とは何だったのか、光也は謎を探します。
花とゆめで連載されていましたが、少年同士の友情と恋愛を描いた作品です。タイムスリップの醍醐味である時間の壁が、無二の存在になった2人を阻みます。もう涙、涙。終盤は切なすぎて胸が痛い。究極の愛って相手の幸せを願うことなんですね。相手が幸せなのが、自分にとって一番幸せ。
高尾先生の作品の空気感、セリフ、キャラの表情ともう最高です。
天は赤い河のほとり
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女子中学生ヒロイン・鈴木夕梨が、古代ヒッタイト帝国へタイムスリップしてしまい、皇位継承権争いや他国との戦争に巻き込まれます。やがて夕梨は戦いの女神と呼ばれるようになり、最終的にはヒッタイトの皇妃となるまでを描いたファンタジー作品です。
同じように古代へタイムスリップする作品「王家の紋章」と似ている作品として挙げられる作品ですが、こちらの方が展開がスピーディでストーリーの幅が広いです。いや、「王家の紋章」はループ感を楽しむ作品なんです(笑)
本作のヒロインは王子様の助けを待っているだけの女の子じゃないのが現代風です。賢くて行動的な(じゃじゃ馬?)夕梨が活躍して、どんどん周囲に認められていく姿はスカッと気持ち良い勧善懲悪ストーリーです。
紅茶王子
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女子中学生ヒロイン・吉岡奈子が友人達とアッサムとアールグレイという2人の紅茶王子を呼び出して、なんやかんやの学園ラブストーリです。ヒロインが異世界トリップするのではなく、異世界トリップしてきた王子様と恋に落ちるお話です。
紅茶王子は紅茶の妖精でいいんでしょうか?作画に安定感あるので、紅茶王子達はデフォルメされた三頭身姿がめっちゃ可愛く、人間サイズになった時の格好良さとギャップにドキドキします。
柱の作者メッセージは読まない方が作品に集中できるかも(笑)
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